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この記事では、XPages Extension Library Mobile Controls から Mobile Page コントロールを解説します。
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Mobile Page コントロールの概説
この Mobile Page は通常、モバイル Web ページの 1 ページ(ビュー)分のコンテナとして使われます。
通常の Web モバイルページでは、この Mobile Page の中に、ヘッダー、コンテンツ、フッターの3つの要素が配置されます。
生成されるタグ
このコントロールのタグは xe:appPage です。
このコントロールの上位のコンテナとなる Simple Page Application との関係で重要な点は、この Mobile Page で指定する pageName プロパティが、Simple Page Application コントロールの selectedPageName プロパティで使用される点に注意してください。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<xp:view xmlns:xp="http://www.ibm.com/xsp/core" xmlns:xe="http://www.ibm.com/xsp/coreex">
<xe:singlePageApp id="singlePageApp1" selectedPageName="home">
<xe:appPage id="appPage1" pageName="home"></xe:appPage>
<xe:appPage id="appPage2"></xe:appPage>
<xe:appPage id="appPage3"></xe:appPage>
</xe:singlePageApp>
</xp:view>
Mobile Page のプロパティ
カテゴリ |
プロパティ |
説明 |
基本 |
autoCreate |
動的にこのページ配下のコンテンツを自動作成するかのオプション(trueまたは false)で指定 |
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keepScrollPos |
ページの遷移が発生した後、このページに戻ってきた際、ページスクロールの位置を覚えさせるか否かを true、false で指定 |
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pageName |
このモバイルページのプログラムで使用するページ名 |
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preload |
XPage がロードしている間に、このページも事前ロードするかのオプション |
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resetContent |
ページの遷移が発生して、再度このページに戻ってきた際に、ページに表示する内容をあらたに更新して表示するか否かのオプション。
考えうるシナリオは、page1(ビュー表示) -> page2(文書表示、修正) ->page1(ビュー表示) といったページ遷移の中で、page1 で初回表示していた内容が、page2 の修正で影響を受ける場合は true を指定してコンテンツをリフレッシュするとき
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